団地軒下ピアノにて、3月11日夜、たまたま知り合ったまるちゃんに、歌いたかった第九を弾いて貰いました。出会って15分、そのまま即興コラボライブへ。まるちゃんありがとう! 指が踊ってたから心も踊ったし、今まで聴いたピアノの中で一番やわらかい輪郭をしてました。一緒にいた子にもよろしくお伝えください! (2020年3月11日)
交響曲第九番『歓喜に寄す』
作詞・シラー 改稿・AI UEOKA
作曲・ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
あなたの魔法が つなぎ合わせる
記憶の刃が 切り裂いた過去
あなたの やわらかな 翼が唯一
安らぐ明日の 泉の中で
この星にひとり 運命の人
全てが伝わる 鏡の双子
心と身体が出会う その度
生きる喜びが 息吹に換わる
風 生む森から 咲いてこぼれる
同じ花びらを 拾い集める
その喜びを ともに 歌うため
あなたとわたしは 傍にいるのさ
あらゆる天使も 悪魔のわざも
誰かを生かせば 誰かを殺す
季節は巡り 花は打ち寄せる
同じ花びらを 拾い集める
歓喜も憂いも わかち合いながら
わたしたちはみな 愛し合うのさ