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文庫版『短歌男女』 写真歌詞集 リリース!
こころから好きな本を読む こころ静かに活字と向き合う 自分の言葉を 取り戻すように こころの声が 好きなことばを なぞりはじめる その「声」その「音」は 決して 本から聴こえるわけじゃない 本は何も語らない だからこそ、なのかな? 受け取る自由が あるみたい...
詩【最後の龍】ポエブックス0 ミクロモアイ詩集『最初の龍 ひとつぶのあらし』より
最後の龍 龍は脱皮する 少年は青い海の中で その抜け殻と戯れる 白く透き通ったその皮に そっと指先をつけるその度に 少年の過去が ひとつ またひとつと 未来へと昇華されていく 少年の中に 数々の思い出がよぎる しばらくの間 少年は 泣いたり笑ったりする やがて少年は...
詩【残像】ポエブックス0 ミクロモアイ詩集『最初の龍 ひとつぶのあらし』より
それは 真昼の空に太陽を 眺め入るようなもの それは 形ある雲を耳のうちに つなぎとめるのにも似ていた そして、わたしにさえわからないというのに なぜ、あなたにだけはわかると? 岬に立つ眼を見出せば すべて天に帰す喜びもうちに いってしまうのですね 何も かもが
詩【序詞 寄せては返す 永遠のように】ポエブックス0 ミクロモアイ詩集『最初の龍 ひとつぶのあらし』より
序詞 「寄せては返す 永遠のように」 ひとはやがて、『詩人』になります。 『詩人』という名の アンテナを通して、 あらゆるものごとを 『詩』と感じ得るようになります。 交し合う言葉は すべて 詩の朗読となり、 聴こえる音は すべて、 音で表された言葉になります。...
詩【ステイタスを振り分けてください】ポエブックス0 ミクロモアイ詩集『最初の龍 ひとつぶのあらし』より
【ステイタスを振り分けてください】 才能とは 各々の肉体に振り分けられた 可能性の違いでしかありません。 あなたは何に その才能=可能性を費やしますか? また、 遺伝子や神経回路は はじめから欠損しているその部位さえ 別の部位で補う能力を有しています。 人間は、...
詩【セーブデータを作成してください】ポエブックス0 ミクロモアイ詩集『最初の龍 ひとつぶのあらし』より
【セーブデータを作成してください】 あなたが忘れた記憶を、 他の誰かが、 思い出として語り、 あなたの記憶を 補完してくれることがあります。 そんなふうに、 夢の世界の自分と、 現実に住む自分を分け、 どこまでも深く、 理性を保ちつつ 夢を見ることができたなら、...
ミクロモアイ 詩集『最初の龍 ひとつぶのあらし』ポエブックス 0 Kindle版 ※現在自主発禁!
「いつしか宇宙(からだ)は、龍(こころ)になる術を、求めはじめた。宇宙(じぶん)が龍(じぶん)であることを、忘れたままに……」 前代未聞? ゲームクリエイター『ミクロモアイ』が放つ、詩集の形をした『ゲーム』=「既成概念=東京を壊すゲーム」として『即興詩人 AI...
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