AI UEOKA2023年8月7日詩【残像】ポエブックス0 ミクロモアイ詩集『最初の龍 ひとつぶのあらし』よりそれは真昼の空に太陽を眺め入るようなものそれは形ある雲を耳のうちにつなぎとめるのにも似ていたそして、わたしにさえわからないというのになぜ、あなたにだけはわかると? 岬に立つ眼を見出せばすべて天に帰す喜びもうちにいってしまうのですね何も かもが
それは真昼の空に太陽を眺め入るようなものそれは形ある雲を耳のうちにつなぎとめるのにも似ていたそして、わたしにさえわからないというのになぜ、あなたにだけはわかると? 岬に立つ眼を見出せばすべて天に帰す喜びもうちにいってしまうのですね何も かもが